雑感 - 8/4
批判は作品を育てるの?
ということについて、ちょっと考えているのですよ。
少なくとも、「全然つまんねーよ、クソ」とかいう、生産性の全くない戯言は置いておくとして。
そもそも、批判自体が意味ある行為かと言えば……どうなんでしょうね。
結局のところ、もっと◯◯だったらよかったのにとか、◯◯だったらもっと楽しめたと思うというのはどちらかといえば批判と言うよりカスタマーコメントですし。
(ただ、次の作品の役に立つ、というのはどちらかと言えばカスタマーコメントだと思うのですが……)
まあ、お金払ってるものですから、たまに文句いいたくなるものもありますけど、本当に酷いものは次は買わないや、となるでしょうからね。何も言わずに。
いや、なんでこんなことを考えるかというと、何かというとすぐクソゲーっていうのどうなのさってこと。
文句垂れるだけならせっかく出た芽を潰すだけですからねえ。
悪貨は良貨を駆逐する、じゃないですけどねえ、あまり酷いコメントばっかりだと最終的にペンペン草一本生えない土地にならないかねえ……と。
問題は、(特にエロゲ業界において)芽を育てるだけの余力というかリソースがどれだけあるかなんですけどね。
こればっかりは、なかなかどうにもならないと思っています。
いやー、なんでこんなこと書くかっていうと、某ファーストフード店で280円の払いなのに、「お客様は神様じゃないんかボケェ」などと抜かしていたおっさんがいたのでね。
テメーの払いの額と提供されるサービスの質考えろよなー、とか思ったのが一つ。
あと、春風センセーションは個人的に体験版やってみて、今年のド本命に近いものだったのですが、以外とみんな評価低いし、コメント要領を得ないよなあ、と思ったので。
まあ、個人的に、「くそが!」と心の底から叫んだ作品がなくはないですけど*1ありますが……。
そういう観点で見ると、エロゲ業界ってなんだかんだ全体が自転車操業っぽいよね、と考えるのでした。
脱却するためにも、長い目、って必要なのかねえ、と思ってみたり。