恋が咲くころ桜どき 感想雑記(2)

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蛇「というわけで、テーマは惜しい！広島県です」

紫「蛇足じゃねえのかよ、というか広島県いらないだろう」

蛇「まあまあ、でもどちらでも多分通じるから」

 

紫「で、今回は夕莉とティナか」

蛇「うん。まずは夕莉から。正直なところ、キャラクターとしては、パーフェクトに近いと思う。とくに、導入部ならね」

紫「典型的なチョロインだと思うけどな」

蛇「だがそれがいいと言う部分はあってね。チョロい部分まで描写はしっかりしてるしね」

紫「それでいいならまあいいが」

蛇「双子の姉のところはねえ、個人的にはアリの範囲内だけど」

紫「主人公への罵詈雑言はだいぶあったが」

蛇「紗凪を狙いすぎたきらいはあると思うがねえ。双子入れ替えネタは今年すでに見たけど、持っていき方は及第点でしょ」

紫「で、まあ、後半な」

蛇「死神のくだり、不要。そして一旦別れるとかいうプレイヤー置いてきぼりの展開。まだ行間を脳内補完できるからいいけど、全体的に描写不足」

紫「プレイヤーに脳内補完させてる時点でどうかと思うがね」

蛇「まあ、できないほど飛ぶシナリオもあるから、多分こうなんだろうな、ができるだけいいけどね。」

紫「で、蛇足か」

蛇「それ以上に、惜しい！が先に来る。前半でも述べたように、キャラ作りはパーフェクト。死神要素をこじつけたことで逆にキャラの魅力を削いでしまった。持っていき方が違えば、キャラシナリオとして少なくとも今年は不動と言えた。まあ、その前半だけでも多少なりとも金払った価値はあるとは思うけど」

紫「結構手放しな評価だと思うが」

蛇「せっかくましろ色っていう前例があるんだから、アンジェシナリオよろしくイチャコラしてればよかったんだよ。その方が評価高い」

 

紫「で、ティナシナリオだが」

蛇「悪いが、シナリオまるごと蛇足かな」

紫「えらいバッサリ切ったな、まあ、キャラ属性が個人的嗜好に合わないのはあるが」

蛇「それ以上にねえ、主人公はいきなりロリ宣言しだすし、恥ずかしながら帰ってきましたもねえ」

紫「その手の話かい」

蛇「ついでに言えば、親友ネタも全くいらないでしょ」

紫「まあ、プレイヤーとしては、気持ちのいい話ではないというか、求めたものとは違うきらいはあるかもなあ」

蛇「だから蛇足！って言ってるの」

紫「なるほどな」

蛇「全ルートに言えるんだけど、生き死にネタしたいなら掘り下げが少ない、萌えゲーに徹したいなら余計なイベントが多い」

紫「夕莉シナリオの時と態度が１８０度変わってるじゃないか」

蛇「完全に俺の好みじゃないからなあ。個人的な思考を言わせてもらえれば、身体的な意味で成長した姿で戻ってくれば多少印象は変わったかもしれないけど」

紫「それはお前がロリキャラ好きじゃないからだろ」

蛇「だから個人的な思考なんだって、だから、個人的にはないほうがきれいにまとまったんじゃないかなあ、とか」

 

○次回は、美桜・こなみシナリオを掘り返す予定です。

 

 

（ 8/3 まとめを更新しました - 恋が咲くころ桜どき 総評 ）